マカロニの穴

マカロニ・グラたんの奥深く

スタードライバー THE MOVIE

観てきました。

時間は2時間半という長編で内容はほとんどがテレビ版のダイジェスト。でもテレビ版を上手くまとめられていたのでテレビ版のスタドラを未視聴の人やスタドラガチ勢なら楽しめそうな内容でした。ネタバレを含む感想をつらつらと書いてみます。










テレビ版のその後のエピソードはオープニングとエンディングにそれぞれ5分ずつくらい。


この予告で流れている新宿で戦うタウバーンや空を飛びながらアプリボワゼするタクトはいきなり冒頭から。オープニングは正直謎な部分が多かったです。
ゼロ時間の外でバニシングエージのサイバディたちと戦うタウバーン、マッハ3.5で空を飛ぶタクト、銀河美少年の衣装になるスガタとワコ、ポケットザメクなどなど…ポケットザメクの声がテレビ版の副部長の声に似てるかなーって気がしたけど、一言しか喋らなかったし記憶が曖昧なので確信はできませんでした。あとで調べてみたら声優さんが違ってたので関係なさそうです。パンフレットによるとスタドラは明らかにされていない設定が結構あるそうなので、このエピソードをもっと深く観たかったなぁと思ったり。
エンディングはテレビ版でのタクトとスガタが地球を眺めながら「これとは違うもっとすごい空をきっと見るさ」のセリフから9nineの新曲で入ります。エンドロールのあとに新宿アイランドタワーのLOVEオブジェの前でタクト、スガタ、四方の巫女とマリノが集まり、サカナちゃんの「人生という冒険は続く」というセリフで幕引き。
このように新作部分はどうしても続編を期待してしまうような内容でした。

総集編部分にも新規カットが所々にあり、海で遊ぶ仲良し3人組、ワコの妄想、ミドリ先生とツバサくんのイチャイチャなど細かい部分だけどファンには嬉しい追加要素。特に、スガタの綺羅星シーンがテレビ版よりさらに力を入れられていたので思わず噴き出しそうになってしまいました。
他に印象的だったのが日死の巫女編。テレビ版ではミズノ視点からしか描かれていなかったのが、劇場版ではマリノからの視点を少しだけど垣間見ることができて良かったです。母親に話しかける場面でのマリノの立ち方でシリアスシーンなのに笑ってしまいそうになったのは内緒。
サカナちゃんが冒頭で「冬の風だ…今年も来た」と言うことで四方の巫女それぞれが四季を感じるシーンを見ることができたのもなんだか良かったです。
テレビ版でも人気のある(?)綺羅星十字団総会シーンは2回、颯爽登場シーンは1回ずつそれぞれありました。

残念だったのはテレビ版で1番の謎だったと言っても過言ではないサリナ部長と副部長の正体が未だ明かされなかったということ。テレビ版第22話の「神話前夜」を尺の都合上入れられなかったためか彼女たちの正体を臭わせるようなシーンもカットされていました。
それとやっぱり冒頭での戦闘シーンは背景を知りたかったですね。それは続編に期待します。
なにより物販で副部長のぬいぐるみを買えなかったのがとても残念でした。。。

とまあ残念な部分もあったにせよ、スタドラ好きとしてはとてもワクワク楽しむことのできた劇場版でした。できればもう1回観に行きたいです。サカナちゃんのポストカード欲しい。

綺羅星